開会の挨拶 DDシンポ2009

出典: SigDD

 近年の経済環境の変化に対応し、企業や政府・自治体では、高度化・多様化・グローバル化する製品やサービスのための大量かつ複雑な情報を、ユーザに応じてわかりやすく伝達することがより重要になっています。また、文書やコンテンツの制作・翻訳コストの低減も重要な課題です。

 本シンポジウムでは、企業や組織が有する情報の整理・構造化に焦点をあてて、複雑な情報を整理しユーザに分かりやすく伝えるための方法論であるIA(Information Architecture)、コンテンツを制作・管理・配信する基盤を提供するCMS(Content Management System)、文書の構造化・部品化により文書作成と管理の効率化と正確性を高める技術であるDITA(Darwin Information Typing Architecture)を解説し、どのように活用できるのか討論します。

 企業の製品情報提供、テクニカルコミュニケーション、グローバルなサービス情報提供などの現場において、新たな試みを実践されている方々によるご講演とパネル討論を通じて、コンテンツの制作・管理・配信の将来を展望していきます。

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