最終更新日:2008年4月15日


◆第66回デジタルドキュメント研究会

 
テーマ:XML応用技術特集および一般

日時:平成20年6月6日(金)

会場:日立製作所 大森ベルポートA館 13階来客コーナー
http://www.omoribellport.com/about/map.htmlをご覧ください.

議題

13:00〜14:00 セッション 1 (座長:未定)

1. 分散RDFデータベースシステムのための推論検索処理の実現
Realization of the reasoning search processing for the distributed
RDF data base system
○浜口貴弘(東京工科大学メディア学部)
塚本享治(東京工科大学メディア学部)

概要:(後日掲載)

2. XMLデータを対象としたファセット検索インタフェースの生成
Semi-automated generation of faceted search interfaces for XML data
○天笠俊之(筑波大学計算科学研究センター)
石井理修(筑波大学計算科学研究センター)
吉江友照(筑波大学計算科学研究センター)
建部修見(筑波大学計算科学研究センター)
佐藤三久(筑波大学計算科学研究センター)

概要:大規模なデータ群に対して,探索的な検索手段を提供する利用者イ
ンタフェースとして,ファセット検索がある.通常,ファセット検索イン
タフェースは,データの性質などをよく調べた上で人手で作成されるが,
XMLデータの場合,データの構造が複雑であったり,考慮すべき属性の組合
せが膨大になるといった問題がある.本稿では,XMLデータ,特に科学デー
タを記述したXMLデータ群に対してファセット検索インタフェースを生成す
る手法について論じる.

14:00〜14:20 休憩

14:20〜15:50 セッション 2 (座長:未定)

3. 内部統制におけるリスクとコントロールの考え方の提案
A proposal on the selecting method of risks and controls in
internal control
○根岸寛明(富士通マイクロエレクトロニクス株式会社),
梅田伸明(株式会社NTTデータ),
明庭聡(日揮情報ソフトウエア株式会社),
大沼啓希(日本アイ・ビー・エム株式会社)

概要:
内部統制では組織の主要な活動について,業務プロセスおよび業務遂行上の
リスクと各リスクのコントロールを明確にし,業務の遂行をモニタリングし
ていく。この一連の作業の中で,適切なリスクを挙げ,リスクの管理レベル
をそろえることが最も困難である。ここでは,業務のアウトプットに着目し,
組織全体のリスク管理レベルをそろえる方法を提案し,その効果を検証する。

4. 個人化指向サービスのための情報環境に関する基礎的検討
A Basic Study on the Information Environment for Personalized Services
○須藤僚(能開大)
大野邦夫(能開大)

概要:(後日掲載)

5. 文書内容の操作に見るマークアップの効果
Consideration on the Effect of Markups in Writing, Reading and
Operating Narrative Documents
○山口琢(ジャスト)
小林龍生(ジャスト デジ研)

概要:
小説や報告書といった通常の意味での文書に施す電子的なマークアップの
効果を、実装システムを例題にして議論したい。われわれは、文書への電
子的なマークアップが、書き手の創意工夫や、読み手の発見を促し、理解
を深める助けになると考えている。これは、文書をXMLで記述することでレ
イアウト・組版作業を自動化し効率向上することや、商品情報データベー
スの拡張性を高めることなどとは別種のメリットであろう。

15:50〜16:10 休憩

16:10〜17:10 セッション 3 (座長:未定)

6. Webタッチshkの設計・構築とデータ構造
  On system design/implementation of Web touch shk and Data Structures
○杉本正勝(東京情報大学総合情報学部情報システム学科)

概要:
システム設計・構築におけるデータ構造選択の重要さを論じ、具体的なシ
ステム作りとして『WebタッチSHKシステム』を例に取り、述語論理、
XML、JSONなどのデータ構造の使い分けを論じる。

7. ユビキタス端末の使用シナリオ
Ubiquitous terminal implementation model and usage scenarios
○根岸寛明(富士通マイクロエレクトロニクス株式会社)
大野邦夫(職業能力開発総合大学校)
田中宏一(株式会社内田洋行)
高木悟(株式会社KDDI研究所)
小郷宏史(株式会社カイ・ソフトウェア)
新麗(株式会社インターネットイニシアティブ)
林雄代(日本電気株式会社)

概要:
ユビキタスネットワーク社会の構造モデルとしてレイヤーを整理し,2005年
9月のデジタルドキュメント研究会で報告した。引続き,ここで報告したレ
イヤーをベースに実装モデルを検討し,さらにこの実装モデルの実現に向け,
ユビキタス端末利活用のシナリオを検討した。ここでは,これまでの検討の
経緯かと概要を報告する。