第74回研究会

出典: SigDD

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幹事:中挾知延子(東洋大学)、斎藤伸雄(凸版印刷)、天笠俊之(筑波大学)、細見格(NEC)
幹事:中挾知延子(東洋大学)、斎藤伸雄(凸版印刷)、天笠俊之(筑波大学)、細見格(NEC)
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開催日:平成22年1月29日(金)<span style="color:red">(1日の開催となりました)</span>
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開催日:平成22年1月29日(金)
会場:[http://www.konan-u.ac.jp/access/index.html 甲南大学 13号館1階 13-103講義室]
会場:[http://www.konan-u.ac.jp/access/index.html 甲南大学 13号館1階 13-103講義室]
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■発表申込締切:平成21年11月20日(金)
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■発表申込締切:平成21年11月20日(金) ※ 締め切りました
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■原稿提出締切:平成21年12月21日(月)を予定
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■原稿提出締切:平成21年12月21日(月)
 ※ 正式な締切日は,別途送付される論文執筆依頼に記載されています.
 ※ 正式な締切日は,別途送付される論文執筆依頼に記載されています.
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※今年度から研究発表会はペーパレスとなります。公知日も開催日の1週間前<span style="color:red">(1月21日(木))</span>となりますのでご注意ください。
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※今年度から研究発表会はペーパレスとなります。公知日も開催日の1週間前<span style="color:red">(1月22日(金))</span>となりますのでご注意ください。
参考:[http://www.ipsj.or.jp/09sig/jimuyoryo/e-sig-faq.html ペーパーレス研究発表会の開催手順 & 良くある質問]
参考:[http://www.ipsj.or.jp/09sig/jimuyoryo/e-sig-faq.html ペーパーレス研究発表会の開催手順 & 良くある質問]
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== 申込方法 ==
 
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 下記の「研究会発表申込書」により、E-mailで直接お申し込み下さい。申込担当者が E-mail を受け付け次第、返信致します。2~3日以内に返信のない場合はご連絡下さい。
 
== 参加費用 ==
== 参加費用 ==
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 研究会/学会の会員/非会員、および発表件数により異なります。下記のページをご覧下さい。<BR/>
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デジタルドキュメント研究会登録会員(個人会員、賛助会員、準登録(個人)): 無料
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参考:[http://www.ipsj.or.jp/09sig/kenkyukai/sanka.html 情報処理学会:研究発表会に参加する]
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情報処理学会学生会員を除く個人、賛助会員: 1,500円
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情報処理学会学生会員: 500円
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非会員: 2,500円
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・発表者も同様の参加費をいただきます。
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・年間を通して参加の場合には当研究会への登録をお願い致します。
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== プログラム ==
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=== 議題:ソーシャル・ネット×アーカイブ~コミュニティの記録、記録からの再発見~,および一般 ===
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一般講演(1件あたり35分: 発表25分+質疑応答10分を目安とします)
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--オープニング(10:00-10:05)--
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==== ■1月29日(金)午前「デジタルアーカイブとリッチメディア」(10:05-11:50) ====
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(1) 平賀譲デジタルアーカイブを利用した歴史研究支援システムの構築
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== 申込先 ==
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: ○新木仁士,大和裕幸,稗方和夫,畑野勇(東京大学大学院)
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デジタルドキュメント研究会
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細見 格
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〒630-0101 奈良県生駒市高山町8916-47
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NEC共通基盤ソフトウェア研究所
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E-Mail: i-hosomi [AT] ay.jp.nec.com
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(2) 三次元仮想空間におけるアクセス軌跡共有による観賞支援
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  研究会発表申込書
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: ○工藤佑太,川嶋稔夫(公立はこだて未来大学)
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◎研究会名:第74回デジタルドキュメント研究会
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アーカイブ化された大量の画像情報を三次元仮想空間上で展示し、複数のユーザの観賞履歴から協調フィルタリングを用いた観賞支援につ
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いての提案を行う。
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(3) 3次元形状の推定に基づく歴史的資料の高精細記録
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◎発表日:2010年1月28日(木)-29日(金)
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: ○深谷正和,川嶋稔夫(公立はこだて未来大学)
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折れや巻癖などの形状劣化がある資料を3次元計測によるディジタル修復をし、モザイキングをすることで高精細に記録する。
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◎タイトル:
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--昼食(70分)--
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==== ■1月29日(金)午後「知的情報検索」(13:00-14:10) ====
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◎英文タイトル:
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(4) 自然文から視覚情報を復元する一手法と人物検索への応用
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: ○細見格(NEC)
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◎キーワード:
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アーカイブ画像の検索等での利用を想定し、自然文から画像特徴量を生成する手法について考察する。また、その一部を実装した試作システムについて報告する。人が目で視た情報を言葉で記録した文書とカメラで撮影した画像データとの関連付けにより、各々のメディアをより有効活用できると考えている。今般、目撃証言などの日本語文から人物の服装イメージを再現する手法を考案し、人物映像検索用のシステムに実装してその実現性を確認した。
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(5) セマンティックWeb技術を用いたPCパーツの検索
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◎著者リスト(氏名と略称所属を明記し,発表予定者に○):
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: ○長谷川明史,西村紅美,塚本享治(東京工科大学大学院)
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Web上に存在する膨大な情報はそれぞれ独立しているため、情報同士を連結し関連付けて活用するのは難しい。この問題に対しての試みとしてセマンティックWeb技術が提案されている。今回、このセマンティックWebを用いてWeb上に公開されているPCパーツの情報を収集し、OWLを用いた推論によってパーツの適切な組み合わせをしらべることを行った。
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◎概要(なるべくタイトルとの重複記入は避け,補足事項等をご記入ください):
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--休憩(10分)--
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◎上記「概要」の事前公開を許可(する/しない)
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==== ■1月29日(金)午後「目的指向の情報整理」(14:20-15:30) ====
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(研究会の Web 公開ページに,発表する研究会の開催以前に上記の「概要」を掲載して良いかどうかをお知らせください.)
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(6) セグメントオーバレイ方式によるプレゼンテーション資料の構造化と社内文書検索への応用
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: ○山本康高(NEC),松田勝志/NECビッグローブ
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◎連絡先および原稿依頼送付先:
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プレゼンテーション用の資料(プレゼン資料)は、文書管理に役立つ章節の階層性が把握しづらい。従来技術では、目次がある、各スライドのタイトルに番号があるなど、目次に相当する情報が明記されているプレゼン資料しか章節の階層性を推定できなかった。本稿では、トピックとなるスライドの集合を再帰的に抽出する方式を提案する。実験により、提案方式が、目次に相当する情報がないプレゼン資料からでも、各スライドの階層を約60%の正答率で推定できること、推定した構造が社内情報検索の効率化に寄与することを確認した。
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(連絡先と原稿依頼送付先が異なる場合は両方ともお知らせ下さい.)
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(7) 拡張可能な職業訓練履歴管理システムの研究
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: ○大野邦夫,荻原省吾,佐飛成幸,高橋雅也,竹林辰弥(職業能力開発総合大学)
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郵便番号:
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ISO/TC232により非公式教育の標準化が進展している。その基本的な枠組は、品質に対するISO9000シリーズと類似であり、品質方針に対して教育訓練方針、品質手順に対して、組織・スタッフ・カリキュラムの構成、品質データに対して、教育訓練評価データが対応すると予想される。本報告では、教育訓練評価データを教育訓練対象者の履歴書と関係づけ、系統的に評価・参照することを可能とし、eラーニングにフィードバックするシステムを研究する。システムの構築にCOLS(Common Lisp Object System)を用い、CLOSのオブジェクトとして管理されるデータをS式に変換し、さらにXMLに変換することにより、拡張性に優れた履歴書管理と教育訓練評価手法を提案する。
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住所:
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--休憩(10分)--
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所属:
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==== ■1月29日(金)午後「特別セッション」(15:40-17:00) ====
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氏名:
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ソーシャル・ネット×アーカイブ~コミュニティの記録、記録からの再発見~<BR>
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(事例報告およびパネルディスカッション)
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TEL:
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: 事例報告1 [兵庫] 和崎 宏(インフォミーム株式会社) 20分
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: 事例報告2 [横浜] 杉浦裕樹(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ) 15分
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: 事例報告3 [函館] 川嶋稔夫(公立はこだて未来大学) 15分
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: パネルディスカッション 和崎宏,杉浦裕樹,川嶋稔夫 30分
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FAX:
 
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E-mail:
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--クロージング(17:00-17:05)--
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== 問合せ先 ==
== 問合せ先 ==

2009年12月12日 (土) 01:24時点における版

目次

第74回デジタルドキュメント研究会・概要

主査:今村誠(三菱電機)

幹事:中挾知延子(東洋大学)、斎藤伸雄(凸版印刷)、天笠俊之(筑波大学)、細見格(NEC)

開催日:平成22年1月29日(金)

会場:甲南大学 13号館1階 13-103講義室

■発表申込締切:平成21年11月20日(金) ※ 締め切りました

■原稿提出締切:平成21年12月21日(月)

 ※ 正式な締切日は,別途送付される論文執筆依頼に記載されています.


参考:情報処理学会 研究報告原稿(PDFファイル)作成について

テーマ

「ソーシャル・ネット×アーカイブ ~コミュニティの記録、記録からの再発見~」

 昨今、ブログやSNSを通じて、興味や生活の場を共有する人々の意見、知識がネット上に溢れてきています。そこには、時期や地域に根差した事実・思想が顕れ、学術的にも産業的にも貴重な財産となりえます。

 本研究会では、コミュニティで共有される情報の記録、コミュニティの姿そのものの記録や活用に関する研究発表を広く募集します。記録の中に見えてくる構造、変化、課題を共有し、新たなコミュニティ形成にも繋がることを期待しています。

 なお、本テーマに関わらず、デジタルドキュメント一般に関する研究発表も募集します。発表して頂いた研究をソーシャルな視点で議論する機会になればと思います。


※今年度から研究発表会はペーパレスとなります。公知日も開催日の1週間前(1月22日(金))となりますのでご注意ください。


参考:ペーパーレス研究発表会の開催手順 & 良くある質問

参加費用

デジタルドキュメント研究会登録会員(個人会員、賛助会員、準登録(個人)): 無料
情報処理学会学生会員を除く個人、賛助会員: 1,500円
情報処理学会学生会員: 500円
非会員: 2,500円

・発表者も同様の参加費をいただきます。

・年間を通して参加の場合には当研究会への登録をお願い致します。

プログラム

議題:ソーシャル・ネット×アーカイブ~コミュニティの記録、記録からの再発見~,および一般

一般講演(1件あたり35分: 発表25分+質疑応答10分を目安とします)

--オープニング(10:00-10:05)--

■1月29日(金)午前「デジタルアーカイブとリッチメディア」(10:05-11:50)

(1) 平賀譲デジタルアーカイブを利用した歴史研究支援システムの構築

○新木仁士,大和裕幸,稗方和夫,畑野勇(東京大学大学院)

(2) 三次元仮想空間におけるアクセス軌跡共有による観賞支援

○工藤佑太,川嶋稔夫(公立はこだて未来大学)

アーカイブ化された大量の画像情報を三次元仮想空間上で展示し、複数のユーザの観賞履歴から協調フィルタリングを用いた観賞支援につ いての提案を行う。

(3) 3次元形状の推定に基づく歴史的資料の高精細記録

○深谷正和,川嶋稔夫(公立はこだて未来大学)

折れや巻癖などの形状劣化がある資料を3次元計測によるディジタル修復をし、モザイキングをすることで高精細に記録する。

--昼食(70分)--

■1月29日(金)午後「知的情報検索」(13:00-14:10)

(4) 自然文から視覚情報を復元する一手法と人物検索への応用

○細見格(NEC)

アーカイブ画像の検索等での利用を想定し、自然文から画像特徴量を生成する手法について考察する。また、その一部を実装した試作システムについて報告する。人が目で視た情報を言葉で記録した文書とカメラで撮影した画像データとの関連付けにより、各々のメディアをより有効活用できると考えている。今般、目撃証言などの日本語文から人物の服装イメージを再現する手法を考案し、人物映像検索用のシステムに実装してその実現性を確認した。

(5) セマンティックWeb技術を用いたPCパーツの検索

○長谷川明史,西村紅美,塚本享治(東京工科大学大学院)

Web上に存在する膨大な情報はそれぞれ独立しているため、情報同士を連結し関連付けて活用するのは難しい。この問題に対しての試みとしてセマンティックWeb技術が提案されている。今回、このセマンティックWebを用いてWeb上に公開されているPCパーツの情報を収集し、OWLを用いた推論によってパーツの適切な組み合わせをしらべることを行った。

--休憩(10分)--

■1月29日(金)午後「目的指向の情報整理」(14:20-15:30)

(6) セグメントオーバレイ方式によるプレゼンテーション資料の構造化と社内文書検索への応用

○山本康高(NEC),松田勝志/NECビッグローブ

プレゼンテーション用の資料(プレゼン資料)は、文書管理に役立つ章節の階層性が把握しづらい。従来技術では、目次がある、各スライドのタイトルに番号があるなど、目次に相当する情報が明記されているプレゼン資料しか章節の階層性を推定できなかった。本稿では、トピックとなるスライドの集合を再帰的に抽出する方式を提案する。実験により、提案方式が、目次に相当する情報がないプレゼン資料からでも、各スライドの階層を約60%の正答率で推定できること、推定した構造が社内情報検索の効率化に寄与することを確認した。

(7) 拡張可能な職業訓練履歴管理システムの研究

○大野邦夫,荻原省吾,佐飛成幸,高橋雅也,竹林辰弥(職業能力開発総合大学)

ISO/TC232により非公式教育の標準化が進展している。その基本的な枠組は、品質に対するISO9000シリーズと類似であり、品質方針に対して教育訓練方針、品質手順に対して、組織・スタッフ・カリキュラムの構成、品質データに対して、教育訓練評価データが対応すると予想される。本報告では、教育訓練評価データを教育訓練対象者の履歴書と関係づけ、系統的に評価・参照することを可能とし、eラーニングにフィードバックするシステムを研究する。システムの構築にCOLS(Common Lisp Object System)を用い、CLOSのオブジェクトとして管理されるデータをS式に変換し、さらにXMLに変換することにより、拡張性に優れた履歴書管理と教育訓練評価手法を提案する。

--休憩(10分)--

■1月29日(金)午後「特別セッション」(15:40-17:00)

ソーシャル・ネット×アーカイブ~コミュニティの記録、記録からの再発見~
(事例報告およびパネルディスカッション)

事例報告1 [兵庫] 和崎 宏(インフォミーム株式会社) 20分
事例報告2 [横浜] 杉浦裕樹(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ) 15分
事例報告3 [函館] 川嶋稔夫(公立はこだて未来大学) 15分
パネルディスカッション 和崎宏,杉浦裕樹,川嶋稔夫 30分


--クロージング(17:00-17:05)--

問合せ先

デジタルドキュメント研究会
細見 格
〒630-0101 奈良県生駒市高山町8916-47
NEC共通基盤ソフトウェア研究所
E-Mail: i-hosomi [AT] ay.jp.nec.com
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