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== 第86回デジタルドキュメント研究会 ==

* 主査：今村誠（三菱電機）
* 幹事：高橋慈子（ハーティネス）、秋元良仁（凸版印刷）、天笠俊之（筑波大学）、細見格（NEC）
* 開催日：平成24年7月19日(木)・20日(金)
* 会場：[http://www.hotel-shintomi.co.jp/access_map.html  〒981-0213　宮城県宮城郡松島町松島字垣ノ内38-1 新富亭]

== テーマ 「情報のシステム間流通と信頼性」==

近年のネットワークや情報機器の発展により、情報の流通・伝達システムの変化の速度が速まってきています。
これまで情報システムは大量に蓄積した固定的なデータに検索・選別を行なうことが最も重要な課題でしたが、
より動的なデータの蓄積や異なるシステム間の引用・参照を求められるようになっており、その過程での信頼性検証も重要度を増しています。
7月のデジタルドキュメント研究会では、このような情報システムに求められる技術や方法論、関連研究について広く論文を募集致します。
これまでの情報編纂に関する技術がどのように活かされ、要件にどのような違いがあるのか、
そこではどのような情報表現が模索されているのか、デジタルドキュメントの観点から議論をしたいと思います。
なお、本テーマに関わらず広くデジタルドキュメント一般に関する研究発表も同時に募集いたします。

また、今回は電子情報通信学会ライフインテリジェンスとオフィス情報システム研究会 (LOIS)との併催となります。
本テーマとも深く関わるライフログ、コミュニケーション、データマイニング、プライバシ等の議論に興味がおありの方も、
ぜひご参加下さい。

== 参加費用 ==
 デジタルドキュメント研究会登録会員（個人会員、賛助会員、準登録（個人））：　無料
 情報処理学会学生会員を除く個人、賛助会員：　1,500円
 情報処理学会学生会員：　500円
 非会員：　2,500円

・発表者も同様の参加費をいただきます。

・年間を通して参加される場合には、当研究会への登録をお勧めします。

・併催されるLOIS研究会の発表資料をご所望の場合は、別途資料代をご用意下さい。

== プログラム ==

7月19日(木) 午後 ライフログ （15：00〜16：00）

(1)/LOIS 15:00 - 15:30
日常体験のログの構造化と共有に関する検討
○寺岡照彦（ヤフー）

(2)/LOIS 15:30 - 16:00
MAD-SSセンサネットワークを利用した鳥のトラッキングシステムの構築　〜 カ
ラスのライフログ 〜
○瀬川典久・澤本　潤（岩手県立大）・東　淳樹・高橋広和（岩手大）・時田健
一・藤永清和・矢澤正人・玉置晴郎（数理研）

−−−　休憩　（ 15分 ）　−−−

7月19日(木) 午後 招待講演 （16：15〜17：15）

(3) 16:15 - 17:15
【招待講演】ネット情報の信頼性分析を支援する言語処理技術
〇乾健太郎（東北大）

7月20日(金) 午前 ログ検索とユーザ認証 （09：30〜10：30）

(4)/LOIS 09:30 - 10:00
電話会話ログ検索向け距離マトリクス画像からの直線検出法
○西　宏之・横林優貴・柿木稔男・木村義政（崇城大）

(5)/LOIS 10:00 - 10:30
ユーザ認証のための2次元カラーコード読み取り特性の改善について
○山元規靖・若原俊彦（福岡工大）

−−−　休憩　（ 15分 ）　−−−

7月20日(金) 午前 文章改善と漢字分類方式 （10：45〜11：45）

(6) 10:45 - 11:15
日本語提題表現の書き換え規則とその評価
〇佐野洋（東京外国語大学）、猪野真理枝、桑野裕康（パナソニック株式会社）

(7) 11:15 - 11:45
文字分類方式の変更が字形に及ぼす影響
〇鈴木俊哉（広島大学）

−−−　休憩　（ 10分 ）　−−−

7月20日(金) 午前 （11：55〜12：25）

(8) 11:55 - 12:25
東日本大震災にともなう歴史資料保全の取り組み
〇天野真志（東北大学災害科学国際研究所）

一般講演（30）：発表 20 分 ＋ 質疑応答 10 分
招待講演（60）：発表 50 分 ＋ 質疑応答 10 分
招待講演（30）：発表 20 分 ＋ 質疑応答 10 分